
と塗料メーカーの営業さんから忠告されました。
しかし、
あえて声を大きくしてお伝えしなくてはなりません。あなたがホームページやチラシで、

という広告を見かけたら注意してください。
30坪の家の外壁塗装を598,000円ですべて完璧にやる業者はいないと思ってください。

住宅を大切な資産として守る為には正しい塗り替え工事が必要です。
理由は簡単です。
建物の寿命を考え、丁寧に外壁塗装を行い、健全な会社運営をするための利益を確保するためには、絶対にこの価格ではできないからです。
本当です。
そして、それは25年前から同じです。
私が何も知らなかった駆け出しの塗装職人時代から、いいかげんな外壁塗装は手抜き工事をしなければ、この価格で塗装工事が不可能なのは変わらないのです。
それでも30坪の家の外壁塗装を598,000円で塗る方法は実際に存在します。
それを今でもやっているのが、品質にこだわらない安売り業者や塗装のことをまったく知らない無知な業者、そして、今でも国民生活センターへのクレームで評判が悪い訪問販売業者の一部です。
そして、どうすれば30坪の家の外壁塗装を598,000円で塗れるのか?
それを代表する悪質な工事方法は以下の通りです。
- 外壁塗装において非常に重要であるシーリング工事を省く。
- 質の悪い安価な塗料を使い、尚且つ、塗る回数を減らしている。
※丁寧に塗るなら3〜4回塗りです。場合によっては7回も8回も塗らなければなりません。しかし素人が見てもまったく見分けはつきません。 - 適切な下地処理を怠る。
- いいかげんな職人を使う。もしくは、労働者を法外に安い価格で雇用している。

塗装は「単にペンキを塗るだけの工事」ではありません。せっかくの塗り替え工事が全く意味のないものにならないようご注意を。
残念ですが、外壁塗装業界ではこのようなことが多いのが現状です。
そして、私が一人の職人として独立を決意したのも、絶対に手を抜いた仕事はしたくないと思ったからです。
また、もっと怖いと思うことが
と広告でうたいながら、
「この価格には〇〇工事と〇〇工事が含まれていません!」
「一度、お宅を拝見してからでないと何とも言えません!」
などと言って、あなたに会う口実をつくるリフォーム業者です。
この様なリフォーム業者には注意してください。
気が付いてみると業者の口車に乗せられ、
30坪の家を法外な金額で契約させられた事例が数多くあるからです。
ですから、
などの広告や
「〇〇〇万円以上の見積もりはあり得ない・・・」
など、安易に価格で煽る広告には注意してください。
家の塗り替えの仕事は、一軒一軒、全く異なります。
長い間、風雪に耐えてきた大切な住まいです。
しっかりと診断され、丁寧な塗装工事をしてください。
そして、
どうか、あなたが安心して笑顔で暮らせるような塗装工事をしてください。