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行列のできるマイホーム塗り替え相談室

雨漏りのプロ集団

2018.07.25 2018.11.06
ラジオ

【第40回-2放送分】

雨漏りのプロ集団

田野さん:川口さん、色んな雨漏りを見てこられたと思うんですけれど、一番多い雨漏り箇所ってどんな所なんですか?

川口:私はこの中部、東海エリアの責任者をやっておりますので、当然岐阜県や三重県にも出向くんですね。

呼ばれれば必ず出向くんですけど、一番多いのは窓周りなんです。

窓のサッシからピトピトと漏ってくるっていうのが私の調査した現場では一番多かったです。

田野さん:サッシから漏るっていうことはそのサッシと窓の隙間から雨漏りってことですか?

川口:サッシと窓の隙間からではなくて、サッシの・・・例えばサッシを止めているねじ山、ねじのところからポタ、ポタっと漏ってくるとか、サッシの角から漏ってくるとか。

たくさんあります。

田野さん:はめ込み式で作るような感じだったりすると、そういう隙間から出てきちゃうって事?

川口:そういう事もあります。

田野さん:あぁ~!で、ねじを打ったらねじの隙間から今度は雨が入ってきちゃうって事?

川口:そういうこと。

田野さん:じゃ、どんな家でも可能性があるって事ですね。

川口:可能性はあるんです。

本当に可能性はあるんですよね。

新築のときにサッシをトレーラーで運んできてはめるんですけど、そのサッシをはめる前にどこかに立て掛けておいたらそれで変な重みがかかって、新築のときにはめる前から曲がっちゃってる場合もあるんです。

田野さん:もう目で見てはわからないような歪みがあっても、雨水は入るってことですね。

川口:そういう事なんです。

ですから、これは本当に難しいんですよ。

ただ、お金のかかる事なので・・・やはり修理ではなくて調査なのでね。

なかなか最初から我々を呼んでくださる方ってのはあまりいないんですけども、それで私はいいと思っているんですね。

ただ、僕らが行く頃には難易度がすごく上がっとるわけですよ。

雨漏りを止めますっていう業者さんがあっちもこっちもそこら中にベタベタ間違った処置をしちゃうものですから、結局原因の特定が非常に難しくなって、我々が呼ばれた頃には本来ならシュッと直る雨漏りの難易度がレベル5まで上がっちゃってるってことがものすごく多いです。

田野さん:雨漏りを見つけて、ここから漏れてるなと思ったら自己判断で修理はしない方がいいってことですか?

川口:いや、そんなことはない。

止まればいいんです、別に。

それが正解なら問題ないんです。

いいんですけど・・・自分でやるならお金もかかりませんから。

田野さん:そうですね。

業者さんに頼むとどうしてもね。

じゃぁ、その人がちゃんとやれるかどうかはちゃんと見極めないといけないってこと?

川口:見極められないと思います。

普通の方は。

田野さん:うん・・・難しいです。

川口:工務店やハウスメーカーに頼めば、誰でも止まると思うじゃないですか。

田野さん:はい。

川口:そうでしょ?だから、見極めることはできないですよね。

だから最後の最後に我々を呼んでくださいって事なんですね、要は。

田野さん:てことは、川口さんたちの雨漏りのプロの皆さんっていうのは、目や感触だけではなくて、雨漏りを調査するって事なんですよね?

川口:もちろんそうです。

日本で100社あるんですけど、北海道から九州まで。

各地にありますけど、例えば赤外線を使ったり、散水試験って言ってホースで実際に水をかけて雨漏りの場所を特定したり。

後は
まぁ、我々にはちゃんと雨漏りのマニュアル、全国での事例を共有しているものですからこういう場所っていうのはこういう所から入ったケースが過去にはあるっていう情報も豊富に持っていますので、例えば私が岡崎市の雨漏りを調査しに行くんですけれども、私の中には日本全国の知識が入っているわけなんです。

情報を共有するっていうのは、そういう利点があるわけですよね。

田野さん:なるほどね。

まぁ、多分言えないでしょうけどハウスメーカーさん別っていうのもきっとあったりするんですかね?(笑)こういう工法だったらこういう所が、とかね~。

川口:全くその通りです。

田野さん:ていうのも、情報が豊富な所に相談した方がいいよってことですよね。

川口:そうですね。

田野さん:赤外線っておっしゃいましたけど、赤外線で覗くと家の中はどうやって見えるんですか?

川口:要は温度の差・変化が可視化できるわけですから雨が入っていれば、例えばその雨が冷たい物であれば青く、冷たい温度異常として画面に出ますし、入っている雨が室内の暖房に温められて雨水自体が温かくなっていれば温かい水として画像に写りますし。

色んな見極め方があるんですけれども。

田野さん:なるほど!雨の水の温度によってどこに水があるかっていうのを見るっていうことなんですね。

だから、赤外線!

川口:そういう事なんです。

ですから、雨が入れば必ず冷たい色としてでるわけではないんですね。

温められてしまった雨は空気より温かければ赤くなるわけですし。

要するに、お湯が入っていれば冷たい反応は出ませんよね。

だから、赤外線カメラを持っていれば一概に見れますよ、ではないんですよね。

経験もいれば赤外線カメラの知識も当然必要になってくるわけです。

田野さん:季節によって見方も変わってくるということですよね。

川口:もちろんそうです。

最近多いのはですね、我々の真似をして赤外線カメラを購入して、「はい、カメラ持っています!私に任せてください!」っていうような人もインターネットを見るといるんですよね。

ところがどっこい、何にも止めることが出来ないんです。

カメラを覗くことしかできないんですね。

田野さん:あ~、なるほど。

川口:だから本当に「免許証は持っているけど車運転したことがない」って人に「そこまで乗せていって」って頼みたくないでしょ?

田野さん:怖い(笑)

川口:でしょ?要はとにかく実践をきちんと踏んでいるかどうか。

ちゃんとした知識を持っているかどうか。

情報を共有できるだけの・・・まぁ、何千通りの情報を持っているかどうか。

こういうのが大事になってくると思います。

田野さん:なるほど~。

じゃあ、まずは造っていただいたメーカーや工務店さんに相談する。

川口:まずは建ててもらったところへ相談する方が、私はいいと思います。

田野さん:そこからが一番ですが、もうどうにもならないよっていうものでもないよっていう事ですよね。

雨漏りのプロは存在しているよっていうことですよね。

川口:そうです。

最後の最後に呼んでくださいってことですよね。

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