田野さん：この一年の中で、塗装以外の仕事で雨漏りの話も伺いましたね。

川口：はい。雨漏りね（笑）。この間も言いましたけど、ドリフターズのコントみたいにバケツを置いて家族で大騒ぎするのも雨漏りなんですが、窓の周りからじわーっと染みができるのも立派な雨漏りなんですよね。

ですから、押し入れのところから屋根裏をのぞくことができますから、たまに懐中電灯で照らしてあげるといいですよ。

日曜日の昼間にお父さんに懐中電灯を持ってもらって、押し入れから屋根裏に顔を出してもらってグルッと1周、懐中電灯を当ててやるんですよね。

そうすると、染みがあるかないか、雨が漏った形跡があるかないか、これは素人さんでも分かりますから。

田野さん：へえー。

川口：ある程度は分かりますからね。そうやって見てやると、また安心でしょうか。

田野さん：私、自分で見ようと思うんですが、怖くてのぞけないんですが、あれ、開けたら何が待っているんですか。

川口：（笑）。何も待っていません。ドラえもんが寝ていてくれればいいんですけど、なかなかね（笑）。ネズミがいるとか、みんな、いろいろなことを想像すると思いますが、まあ、いないということはないと思いますが何ともないですよ、のぞいてみてください。

田野さん：大丈夫ですか。開けた途端に目が光っているということはないですか。

川口：ねえ、ないとは言えないですけど（笑）。

田野さん：（笑）。

川口：それでも一回、それも含めて確認したらどうでしょうか。

田野さん：なるほどね。そうやって、日々、自分のおうちに興味を持つことも、インテリアだけではなくてメンテナンスの部分にも興味を持つことが大切なんですね。

川口：すごく大事だと思いますよ。

田野さん：ついつい置いてある物や見た目重視で考えてしまいますが、それだけでは駄目ということなんですね。

川口：駄目ですね。

田野さん：なんですね。